冒頭で、研究所のシーンを入れて、装置の説明と、美女が連れ去られる過程を時系列で描いておけばいいのに、そこを省いて、かなり後になって、説明してますよね。
作り手は、重要な要素を後で、種明かしして、驚かせてやろうって思ったんでしょうが、かえって面白くなくなった気がします。
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ついでに、先日テレビで改めて見た「スカイウォーカーの夜明け」の話。
最新三部作は、性差の問題、性別の問題、人種の問題への過剰な配慮が、大きすぎる問題点であったと気づきました。
大作なので配慮すべきは当然です。配慮していいんです。
が、ディズニーの「平等の理念」が
全然はっきりしてないもんだから、とりあえず女性が活躍、いろんな人種が出てくる、同性愛者もチラっと出てくる。
とにかく、これらが、クレームが入らないための対策にしか見えなかった。しかも、それがストーリーの根幹に影響してくるんだから、ディズニーは、もっと「自分たちが掲げる平等はなにか」をしっかり考えるべきだった。
フィンが、白人と恋仲に? いやアジア人(しかも美人じゃない)と? 結局、黒人と恋仲になるんかーい! って、ふらつき具合が、ディズニーが、この問題をどう扱っていいかわからん…という迷いなんやろうなって感じた次第です。